現場記録詰め(仮)

いろいろ途中の状態だけど許してください。

ポルステ感想


カストルポルックス
04/01 品川プリンスホテル ステラボール

 

シアターコンプレックスの企画として始まったポルステ。佐藤さんのプロデュース作品であり、初めて脚本と演出を担当されるということで、発表されたときからとても楽しみにしていた。
題材がカストルポルックスであること、脚本協力として亀田さんが参加されていることが特に嬉しかった。

ところが、あらすじを読んでみたところ、私が予想していたような物語とは全然違っていて、楽しむことができるか少しだけ不安になった。


佐藤さんの世界観があふれた、佐藤さんの好きなものを詰め込んだような作品だった。とても楽しく制作されたのではないだろうか。

見たことのある演出がたくさんあって、楽しくて懐かしかった。佐藤さんや、関係者の皆様の、これまでの経験が全て活かされているように感じた。
朝の準備と、星空の演出が特に好き。どちらも、他の作品で見たことがあるもので、中でも好きな演出だったので、驚いたけど嬉しかった。


佐藤さんが演じる霊誠也は、佐藤さんが思い描くかっこいい男性像なのだろうと思った。生い立ちも、生き様も、思考も、行動も。このような役を演じてみたかったのだと受け取った。
衣装も、佐藤さんの理想が詰まっていそうなかっこいいデザインだった。

これといって気になった登場人物はいないが、あえて挙げるとすれば、山﨑さんが演じる雉丘久遠が好きだった。


私は双子座なので、カストルポルックスが題材になっているだけで嬉しくて。観劇することができただけで満足だった。

しかし、1回だけの観劇では物語の内容についてしっかりと理解できなかった。複数回の観劇が必要な作品だと思った。